弁護士になる前から、ドラマのイメージや自分の経験から、いわゆる町弁と言われる弁護士になりたいと思っており、特に家事事件に興味がありました。しかし、ロースクールに入学後、周りの同級生が企業法務系の事務所にサマークラークにエントリーする中で、一般民事を取り扱っている事務所のサマークラークの募集を見つけることができずにいました。そのようなときに、丸の内ソレイユのサマークラークの募集を発見しました。家事事件も扱っている事務所でサマークラークを募集していることが珍しく、行ってみようと思い、実際に参加したところ、事務所の雰囲気がとてもよかったので、ぜひ入所したいと強く思いました。
入所前に、丸の内ソレイユでは取り扱い事件のほとんどが離婚事件であるという話を聞いていたので、離婚事件しか取り扱えない弁護士になってしまうのではないか、という不安は正直ありました。
しかし入所後、たしかに事務所の強みとして、離婚分野の地名度が高いというのは間違いありませんが、だからといって毎日離婚事件しか取り扱わないわけではなく、現在では相続事件、損害賠償請求事件、企業法務等幅広い種類の事件を担当させていただいております。私は入所して６年目ですが、なりたいと思っていた町弁として触れる可能性のある分野の事件を、ほとんど経験しているのではないか、と思います。先輩弁護士も、入所前に上記不安を抱いていることをよく理解してくださっていたからか、積極的に離婚以外の事件を振ってくださるので、想定以上に幅広い経験をさせていただいております。
現在の仕事は、離婚事件はもちろん、その他に相続事件、認知請求事件といった離婚以外の家事事件や、離婚に関連して問題となる慰謝料請求事件、共有物分割請求事件、面会交流調停事件、財産分与のための仮差押え等々もあります。また、家事事件から離れた労働事件等一般民事事件も担当しています。
また、上記は個別案件で担当しているもので、他に私は事務所内のヘルス＆ビューティーチームに入っており、主に薬機法を意識すべき業界の企業様の顧問を担当しています。顧問の対応については、毎日何からの対応をしており、顧問先企業様と頻繁にやり取りをしています。薬機法に関する相談や広告審査の対応等の経験を積み、たまにセミナーも開催したりもしています。
家事事件を担当するときには、単純に法的な処理をするだけではなく、依頼者様の生活状況やお気持ちを検討しつつ、依頼者様の日々を総合的にサポートしていく仕事だなと実感するときは、とてもやりがいを感じます。顧問対応等の企業法務については、企業様のニーズに応じてスピーディーな対応を求められたり、経営判断も含んだご質問をいただいたりすることもあり、そういった対応をする際には、企業様が何を一番求めているか？を考え、回答するようにしております。そのような検討過程や企業様とのやり取りは、当該企業様の発展を一緒に目指している感覚を持て、そういったときに特にやりがいを感じます。
私が入所を希望した一番の理由は、事務所の雰囲気が良かった点なのですが、入所以来常に事務所の雰囲気には大きな魅力を感じています。きっと代表が自由な雰囲気を認めているからかなと思うのですが、様々な意味で自由度の高い事務所だなと感じています。
また、自由度が高いからこそなのか、人間関係も良好で、居心地の悪さのようなものを感じたことがありません。それが入所以来、この事務所に在席を続ける一番の理由だと思っています。
そのような素地があることで、先輩の弁護士と一緒に事件を担当する際も、コミュニケーションをよく取れるため、学びが多いです。また、事務所内の執務スペースが個室ではないので、担当案件以外についての質問もしやすく、気軽に意見交換できる雰囲気が作られているのも、大きな魅力です。
私は、この事務所に入って、自分としては今後も家事事件を担当していきたいなと思っており、そのためにも、いろんな種類の離婚事件及びそこから派生する事件にチャレンジしたいですし、同じ家事分野である相続事件の経験をもっと積んでいきたいと思っています。実際に、相続事件をもっと担当したい旨を事務所内で表明していたこともあり、先輩弁護士から相続事件を意識的に振っていただけており、感謝しております。
また、弁護士になったときから掲げている目標でもありますが、やはり様々な分野の事件を担当していきたいです。特に、ここ最近破産申立て事件の経験を積み、事務所内にも破産管財人の弁護士がいることも相まって、破産管財人になりたいと考えるようになりました。簡単ではありませんが、チャレンジしてみたいと思っています。
事務所の雰囲気は、一度事務所に来てみないとわかりません。他方で、一度来ていただけたら、だいたいの雰囲気が分かると思います。もちろん、人それぞれ相性・執務スタイルの好みがありますが、事務所の雰囲気が良いことは間違いないと思っておりますので、一度お越しいただけたら嬉しいです。
