自らの体験から、主に離婚事件を取り扱う事務所で勉強したいと考えておりました。司法修習直前に開催された東京三会の合同説明会に参加し、離婚事件を多く取り扱っている事務所を探したところ、丸の内ソレイユが見つかりました。合同説明会における代表のスピーチがキレッキレでしたし、周囲の弁護士の先生方が優しそうで、全体として雰囲気が良かったので応募しました。その後の面接でもイメージが変わらないどころか、かえって良いイメージになりましたので、入所を決めました。
入所前に心配だったことは、離婚事件以外の事件を経験できるのか、ということでした。実際には、離婚事件の割合が高いだけであって、それが全てではなく、1年目から典型的な事件類型はほとんど経験させていただきました。もちろん、会社分割対価請求事件や株主権確認事件等の商事部案件も経験でき、他の事務所にいる同期と話していて、経験の幅が小さいと感じたことはほとんどありませんでした。
基本的には離婚案件が多くを占めますが、その他にも交通事故、相続、破産(破産管財人)、労働、貸金返還請求等の一般民事全般、刑事、会社顧問対応に加えて、個人的に短大で憲法を教えていたり、文科省のコンプライアンスチームメンバーをしていたり、今後は成年後見人業務も始めてみようと考えています。
やりがいはそれぞれの案件や立場によって異なります。目の前の人のお悩みを解決して喜んでもらえるだけでも十分に嬉しいものですが、それと並行して憲法理念を広めたり、社会秩序維持に貢献できたりして、ふと振り返ると「にんまり」してしまう程度にはやりがいを感じているといってよいと思います。
まず、弁護士だけでなく事務局も含めて、人間関係の良さは特筆に値すると思います。入所してから8年以上経過しましたが、事務所内の人間関係で嫌な思いをしたことが一度もありません。
加えて、弁護士としての基礎をしっかり固めつつ、自分のなりたいように成長できる環境があります。入所してから2年程度で、一通りの経験を積むことができます。その後、やりたいことが明確になって、それを事務所に伝えると、応援してくれます。さらに、大変貴重でありがたいと思うのが、各弁護士の個人的な成長を、事務所の成長と捉えていただけることです。事務所全体が常に成長を続けようとし、既得権的なものにしがみついたりしないところが魅力だと思います。
成年後見人業務にチャレンジしてみたいと考えています。既に名簿登録は済ませており、まずは弁護士会の後見相談を担当する予定です。
丸の内ソレイユに入って、経験不足ということはまずありません。特に、事件数が少なくて困ることはまずないでしょう。私もそうでしたが、たくさん事件を経験して、少しでも早く弁護士としての力をつけたいと思う方は、是非とも応募してみてください。
実際のところ、ぼーっとしていても十分な経験をさせてもらえる環境ですが、自ら求めて発信すれば、大抵のことには応えてくれる事務所だと思います。
当然ながら偉ぶるような愚かな先輩は皆無ですし、旧来のしきたり(言葉遣い、服装、上下関係等)を過度に気にする人もいません。かえって、先輩方は皆、後輩に対しては本当に信じられないくらい優しいです。
子どものいる弁護士も多く、子育て世帯への理解もあります。私も二女が保育園に入る前は、午前中、基本的に自宅で子の面倒をみながら仕事をしていましたが、それを論難する人はやはり皆無でしたし、働き方や働く時間についてもかなり融通が利きます(というか自由です。)。
総じて、弁護士は自由業であるということを実感できる、風通しの良い環境です。
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